大きな違いは3つです。
1.髪へのダメージ。
2.匂い。
3.豊富に選べるカラーバリエーション。
1髪へのダメージ。
カラーは一般的に1剤と2剤を混ぜて塗布します。
カラーの2剤に大きな違いがあります。
サロンのカラーは、2剤の使い分けができます。
染料の入った1剤に種類があるのと同じように2剤の過酸化水素にも濃度の違いがあり、髪の状態や目的で使い分けをしています。
カラーをする人の多くは月に一回など継続して染めています。
つまり、髪の約9割はカラーをして染まっている状態。
その上からカラーをしても、残ったカラーやダメージによって色ムラや痛みが出てきてしまいます。
そこで、髪の状態によって2剤を使い分けます。
ホームカラーの過酸化水素水濃度(キューティクルを開かせる力)は6%、
対して美容室の2剤は1~6%のものがあり場合によっては1%でも充分な場合もあります。
過酸化水素はブリーチに深く関係するので必要以上の濃度は髪のダメージに直結します。
2.匂い。
カラーは独特の刺激臭があります。
美容室のカラーは髪や皮膚へのダメージを抑えるために、揮発性(自然に蒸発する)のアルカリ剤(アンモニア水)を使っています。
そのため匂いは感じるけれど髪に残りにくいというメリットがあります。
市販のホームカラーは、このツンとした匂いを解消するため、匂いの少ないアルカリ剤がメインになります。
匂いは少ないのですが髪や皮膚への負担があります。
3.豊富に選べるカラーバリエーション。
ブラウンでも個性の強い色味でも、お客様の肌色やイメージにあった色味を提案できます。
サロンカラーは完全オーダーメイドです。
ダメージをケアしながら、より似合うカラーを提供できます。
以上のことからやはり美容室のカラーの方がよろしいかと思います。
どうしてもの場合は伸びてきた根元だけを染めた方がよろしいかと思います。
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